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司馬史観の批判本を読んで [その他]

今日は慰霊の日で、沖縄全戦没者追悼式が開かれました。64年たっても戦争の傷跡は消えません。日本人が先の戦争を歴史上の出来事ととらえるようになるのは、まだ50年、100年とたたなければならないのかもしれません。

戦争といえば、最近福井雄三さんの「坂の上の雲に隠された歴史の真実」という本を読みました。この本は「明治は良かったが、昭和になってだめになった」という司馬史観は、勝者が一方的に裁いた東京裁判史観に通じるもので、はたしてそれが真実なのかという本です。

この本を読んでの正直な感想は、?でした。坂の上の雲の内容と史実の違いを書いた本だと思い購入したのですが、その部分は6章立てのうち2章までしか書いていませんので、まず本の中身と題名がずれている本だなと思います。

また、司馬遼太郎さんの小説のうち、読者はこの坂の上の雲だけを歴史書として捉えているとしていますが、はたしてそうなのかと疑問に思います。私は、秋山好古、真之兄弟が一つの茶碗でご飯を食べ、酒を飲んだとか正岡子規が子供のころにお手伝いさんがこちらを見たといって泣いたなんて、これっぽちも歴史上の出来事だと思ったことはないですよ。

日露戦争までは良くてその後はだめになったということに反する検証ですが、確かに歴史はどちらが一方的に悪い、良いというものではありませんので、個々に書かれた内容はとても興味深かったです。東京裁判史観にあやまりがあるということも分からなくはありませんが、じゃあ正論かといえばそんなことははなく、やはり戦前の昭和は暗黒時代だったと思います。はからずも沖縄でおきた集団自決や、玉砕、神風特攻隊などを見ると他にどんな正義があったとしても言い訳をできるものではありません。

東京裁判で裁かれた人以外にも、「諸君らだけを死なせはしない」と言っておきながら、最後に逃げた特攻隊の司令官などといった、本来戦後に日本人自身が裁かなければならなかった人たちが少なからずいて、その人たちをを裁くことができなかったということで、あの戦争の総括ができていないのだと思います。とはいえ、あの戦争を知らない世代の私にとっても、歴史上の出来事というのにはあまりに近すぎ、好き勝手に言い放つこともできないの、でこうしてブログにひっそりと書いたりしています。

と、思いもかけずシリアスな話になってしまいましたが、今日は暑かったですね。昨日7月になるとポロシャツを着るなんて書きましたが、6月なのにポロシャツでいたかったですよ。

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